
新年明けましておめでとうございます。
2019年もどうぞ宜しくお願いいたします。冬至の浜比嘉島でのご奉納を経て、観音舞の2018年分かち合いの会は葉山クラスでのむすびとなりました。
冬至の夜明けの光を葉山の夕陽へとつなぐような舞紡ぐ平成の終わりの年末。
いつもいつもふとその手触りの奥に手を伸ばせば、途方もない「真愛」に包まれること、その今触れているけれども見えない形に触れることができるのが観音舞であることを限りない感謝とともに、共に舞ってくださる皆さんと感じることができた1年になりました。
2019年はさらに「深める」年に。私自身が歩んできた舞の道は、いつも歓びとともにあってもそれは平坦な道のりではありませんでした。家元の仰る「型を知って型を超える」という言葉、まさしく観音舞は私達が忘れている「型」をそれぞれが身体という器を一生懸命に支えたり、伸ばしたり、その手の届く美しさへと自分自身が追求しつづけることにこそ醍醐味を感じられるのだと思います。
何もかもが簡単に手に入りがちだからこそ感動も薄い世の中。言語を超えたそんな指先に、所作に宿る光を2019年も舞集う皆さんとともに丁寧に深めていきたいと考えています。
「共に舞い、歓びを深める」そんなテーマとともに
分ち合いクラスへご参加いただけましたら嬉しいです。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。